タワーマジックの細かいルールについての小考+日記
2013年3月27日 先に日記について。ホビステのコンティニュアスはもうやってないみたいでした。なんかもう普通にタワーマジックしたいです。今週~来週辺りの夕方に遊べる人いたら遊びましょ。場所はホビステ、もっくん、一刻館草加・春日部あたりならどこでも。
以下、需要がまったくない細かいルール考察の話。
デッキセットをさらに調整中。遊び方を模索すべく色々なルーリングも試行中。( ・3・)
そんな中でちょいと気になったルールの裁定があったのでメモ。要約すると『タワーマジックの特別ルールで土地化したカードを参照する場合の話』。
まず前提としてタワーの土地に関する特別なルールを丁寧に書くと
1『プレイヤーは、自分のメイン・フェイズの間で優先権を持っているときにスタックが空であれば手札の土地でないカードを土地としてプレイすることができる。これは特別な処理でありスタックを用いない』
2『この特別な処理によって土地化する場合、単色であれば「そのカード本来の色と同じ色マナが出る種類の基本土地」としてアンタップ状態で出る、無色のカードであればそれは「サブタイプ・アーティファクトを持ち無色1マナを出す基本でない土地」としてアンタップ状態で出る。多色カード(ハイブリッド、分割含む)であれば「それぞれの色に対応する基本土地タイプを持つ基本でない土地」としてタップ状態で出る』
ここが本題。
3『土地としてプレイした本来土地でないカードが戦場以外の領域に移動したとき、土地としての能力・カード・タイプを失い本来のカードに戻る。これは状況起因処理である。』
とりあえずこう定義しておいたけど、プレイ中に疑問が出た。じゃあ土地化したカードを明滅させたら?
結論:パーマネントであれば本来のカードとして戦場に出る。インスタント/ソーサリーであれば追放されたまま戻ってこない。
まず明滅の効果で追放された時点で領域を移動しているので元のカードに戻る。明滅は”パーマネントを対象とし、それを追放し、その後そのカードをあなたのコントロール下で戦場に戻す。”というルールで、この場合のカードというのは印刷されているソイツのことなのでパーマネントであれば、それ本来のカードとして場に出る。
例
「土地としてプレイした『灰色熊』のカードを『水形』で3/3飛行クリーチャーにした。これを対象に『雲隠れ』を唱えた場合、3/3飛行クリーチャーでも基本土地・森でもなく、灰色熊として戦場に戻る」
次に、インスタント・ソーサリーを土地としてプレイしていた場合にどうなるか。MtGでは本来インスタントやソーサリーをパーマネントにして戦場に出すルールがない。それでも無理に解釈すると多分これが関係する。
一旦、明滅の効果で追放されたインスタント・ソーサリーはその後、戦場に出ようとするが出ることはできず、その代わりに元あった領域(追放領域)に残る。
関連して、もう一つのルールについての考え。
『クローン』などで土地化したカードを参照したら?
結論:本来のカード・タイプがパーマネントであればそのカード本来のパーマネントとして出る。インスタントやソーサリーなら、0/0のクリーチャーとなり状況起因処理によってオーナーの墓地に置かれる。ちなみに、エンチャントオーラであれば戦場に出た時、つけるものを選ぶ。これは対象を取らないため、呪禁や被覆があっても適正につけられる。
トークンみたいな例外はあるものの『クローン』のような能力ではカードに印刷された値をコピーし、位相やカウンター・修正、クリーチャー化といった状態はコピーされない。例えばクリーチャー化している墨蛾の生息地/Inkmoth Nexusを選んだ場合、(クリーチャー化していない)土地として戦場に出る。これと整合性を取ろうとすると、さっきの結論のようになる。
例
「土地としてプレイした『灰色熊』のカードを『水形』で3/3飛行クリーチャーにした。これを参照して『クローン』を戦場に出した場合、3/3飛行クリーチャーでも基本土地・森でもなく、灰色熊として戦場に出る」
もちろんこのルール解釈を考えた直後にデッキセットから『幽霊のゆらめき 』が削除されました。
以下、需要がまったくない細かいルール考察の話。
デッキセットをさらに調整中。遊び方を模索すべく色々なルーリングも試行中。( ・3・)
そんな中でちょいと気になったルールの裁定があったのでメモ。要約すると『タワーマジックの特別ルールで土地化したカードを参照する場合の話』。
まず前提としてタワーの土地に関する特別なルールを丁寧に書くと
1『プレイヤーは、自分のメイン・フェイズの間で優先権を持っているときにスタックが空であれば手札の土地でないカードを土地としてプレイすることができる。これは特別な処理でありスタックを用いない』
2『この特別な処理によって土地化する場合、単色であれば「そのカード本来の色と同じ色マナが出る種類の基本土地」としてアンタップ状態で出る、無色のカードであればそれは「サブタイプ・アーティファクトを持ち無色1マナを出す基本でない土地」としてアンタップ状態で出る。多色カード(ハイブリッド、分割含む)であれば「それぞれの色に対応する基本土地タイプを持つ基本でない土地」としてタップ状態で出る』
ここが本題。
3『土地としてプレイした本来土地でないカードが戦場以外の領域に移動したとき、土地としての能力・カード・タイプを失い本来のカードに戻る。これは状況起因処理である。』
とりあえずこう定義しておいたけど、プレイ中に疑問が出た。じゃあ土地化したカードを明滅させたら?
結論:パーマネントであれば本来のカードとして戦場に出る。インスタント/ソーサリーであれば追放されたまま戻ってこない。
まず明滅の効果で追放された時点で領域を移動しているので元のカードに戻る。明滅は”パーマネントを対象とし、それを追放し、その後そのカードをあなたのコントロール下で戦場に戻す。”というルールで、この場合のカードというのは印刷されているソイツのことなのでパーマネントであれば、それ本来のカードとして場に出る。
例
「土地としてプレイした『灰色熊』のカードを『水形』で3/3飛行クリーチャーにした。これを対象に『雲隠れ』を唱えた場合、3/3飛行クリーチャーでも基本土地・森でもなく、灰色熊として戦場に戻る」
次に、インスタント・ソーサリーを土地としてプレイしていた場合にどうなるか。MtGでは本来インスタントやソーサリーをパーマネントにして戦場に出すルールがない。それでも無理に解釈すると多分これが関係する。
304.4. インスタントが戦場に出ることはない。戦場に出る 場合、その代わりに元あった領域に残る。
一旦、明滅の効果で追放されたインスタント・ソーサリーはその後、戦場に出ようとするが出ることはできず、その代わりに元あった領域(追放領域)に残る。
関連して、もう一つのルールについての考え。
『クローン』などで土地化したカードを参照したら?
Clone / クローン (3)(青)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
あなたは、クローンが戦場に出ているいずれかのクリーチャーのコピーとして戦場に出ることを選んでもよい。
0/0
結論:本来のカード・タイプがパーマネントであればそのカード本来のパーマネントとして出る。インスタントやソーサリーなら、0/0のクリーチャーとなり状況起因処理によってオーナーの墓地に置かれる。ちなみに、エンチャントオーラであれば戦場に出た時、つけるものを選ぶ。これは対象を取らないため、呪禁や被覆があっても適正につけられる。
トークンみたいな例外はあるものの『クローン』のような能力ではカードに印刷された値をコピーし、位相やカウンター・修正、クリーチャー化といった状態はコピーされない。例えばクリーチャー化している墨蛾の生息地/Inkmoth Nexusを選んだ場合、(クリーチャー化していない)土地として戦場に出る。これと整合性を取ろうとすると、さっきの結論のようになる。
例
「土地としてプレイした『灰色熊』のカードを『水形』で3/3飛行クリーチャーにした。これを参照して『クローン』を戦場に出した場合、3/3飛行クリーチャーでも基本土地・森でもなく、灰色熊として戦場に出る」
もちろんこのルール解釈を考えた直後にデッキセットから『幽霊のゆらめき 』が削除されました。
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