先制攻撃のダメージ解決
2013年8月6日コメント (1)「先制攻撃を持っている3/1で攻撃したら4/4にブロックされたが、自分はその3/1を《投げ飛ばし》して4/4を倒せるか?」
答え:出来る
マジで!?∑(’◇’*)
702.7 先制攻撃/First Strike
702.7a 先制攻撃は、戦闘ダメージ・ステップのルールを変更する常在型能力である。rule 510〔戦闘ダメージ・ステップ〕参照。
702.7b 1体以上の攻撃クリーチャーまたはブロック・クリーチャーが、戦闘ダメージ・ステップの開始時に先制攻撃や二段攻撃(rule 702.4 参照)を持っていた場合、そのステップに戦闘ダメージを与えるのは先制攻撃か二段攻撃を持っているクリーチャーだけである。そのステップの後に、戦闘終了ステップに進む代わりに、第2戦闘ダメージ・ステップが発生する。このステップに戦闘ダメージを割り振るのは、最初の戦闘ダメージ・ステップの開始時に先制攻撃も二段攻撃も持っていなかったか、この時点で二段攻撃を持っているクリーチャーだけである。そのステップの後で、戦闘終了ステップに移行する。
つまり、先制攻撃持ちが殴ると戦闘ダメージステップが二つに増える。
戦闘フェイズ
戦闘開始ステップ
攻撃クリーチャー指定ステップ
ブロック・クリーチャー指定ステップ
戦闘ダメージ・ステップ
戦闘ダメージ・ステップ2 ← New!!
戦闘終了ステップ
そして
戦闘ダメージ・ステップの開始に際し、アクティブ・プレイヤーは攻撃クリーチャーがどのように戦闘ダメージを割り振るかを宣言し、続いて防御プレイヤーはブロック・クリーチャーがどのように戦闘ダメージを割り振るかを宣言する。戦闘ダメージの割り振りが完了した後、それらの戦闘ダメージはすべて同時に与えられる。以上はすべてターン起因処理であり、スタックを用いない。
その後、ダメージが与えられたり割り振られたりすることで誘発する誘発型能力がスタックに置かれ、アクティブ・プレイヤーが優先権を得る。
ダメージステップ後にはインスタントや能力を使用できるタイミング発生し、誘発能力やダメージもこの時点で処理する。なので、先制攻撃の戦闘ダメージを与えた後にインスタントや能力を使う事ができる。
(要約)先制攻撃で相手クリーチャーに戦闘ダメージを与えた後で生贄に捧げると、いわゆるひき逃げが出来る。
言われてみるとなるほどなぁ、本当にルールは難しい。
コメント
相手「先にダメージ与えてそれはもう死んだから、こっちはダメージ喰らわないよ」
私「???」
「戦闘ダメージをスタックに乗せる」も当時はよく分からんかったな。
今は当て逃げできなくなって悲しい。桜族の長老が泣いている。